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【第8回】親知らずは抜くべき?

〜福岡・天神での親知らずの抜歯をお考えの方へ〜
天神オーラルケアクリニック 院長 今里
「親知らずって、抜いた方がいいんですか?」これは、私が日々の診療の中で特によく聞かれるご相談のひとつです。
結論から言うと、親知らずは“すべて抜く必要がある”わけではありません。ただし、「抜かずに放置しておくことで問題が起こるリスクがある」ことも、しっかり知っておいてほしいのです。

福岡でも増えている、親知らずによるトラブル

親知らずは、前から8番目、一番奥に生える永久歯で、だいたい10代後半から20代にかけて顔を出します。しかし、すべての人がまっすぐきれいに生えるわけではありません。むしろ、横向きに生えたり、歯ぐきに埋もれたままだったりするケースがとても多いんです。
斜めに生えた親知らずは、隣の健康な歯を押してしまったり、歯みがきが届きにくくなって虫歯や歯周病の原因になることも。さらに、繰り返す炎症で腫れたり、口が開けづらくなったりすることもあります。

痛みがなくても、静かに進行することも…

「痛くないから大丈夫」「まだ腫れてないし」と思って放置してしまう方も多いのですが、実は症状がないまま進行しているケースもよくあるんです。
特に、親知らずの周囲の骨の中で静かに炎症が進んでいたり、手前の大切な歯がダメージを受けていたりすることもあります。福岡の当院でも、そういった状態で来院され、後悔される患者さんを何人も診てきました。

親知らずを残すという選択もあります

すべての親知らずを抜歯するわけではありません。まっすぐきれいに生えていて、しっかり磨けていて、噛み合わせにも問題がなければ、そのまま残しておくこともできます。
将来的に、ブリッジの支えに使えたり、移植に活用できることもあります。だからこそ、「抜く・抜かない」の判断は、レントゲンなどの精密な診断と、口腔内の状況を総合的に見て行うことが大切です。

抜歯のタイミングも一緒に考えましょう

特に下の親知らずを抜いた後は、腫れやすい傾向があります。抜いた当日は落ち着いていても、2〜3日後に腫れのピークがくることが多いです。
大切な予定の前や旅行の直前などは避けたほうが安心かもしれませんね。
「いつ抜いたらいいのか」「抜かずに様子を見るべきか」——迷われている方は、どうぞお気軽にご相談ください。私たちは、“抜くかどうか”より、“あなたの大切な歯をどう守るか”を一緒に考えています。

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